試合レポート

韓国オープン2023

韓国、麗水市にて韓国オープン2023に女子シングルスで山口選手、ダブルスで志田/松山、廣上/加藤ペアが出場しました。

山口は1回戦でタイのPornpawee Chochuwong選手とファイナルゲーム19点の接戦を勝利すると、順当に準決勝まで勝ち進みます。準決勝は台湾のTai Tzu Ying選手と対戦。攻めたいTai Tzu Ying選手のリズムを山口は低い球、高い球と緩急を使いミスを誘い上手く攻めさせない展開で16-12とリードします。しかし、攻める姿勢を貫くTai Tzu Ying選手がリズムを取り戻し、鋭いショットを決めて17-17と同点にされます。その後も山口は4連続得点を許し1ゲーム目を奪われます。2ゲーム目も仕掛けるTai Tzu Ying選手に山口は劣勢となり9-14と得点を離されますが、仕掛け球に慣れてきた山口は、先手を取り返し相手を前後に動かし上手く攻撃を封じると17-17と同点に追いつきます。ここでも攻めの姿勢を貫いたTai Tzu Ying選手のスマッシュがライン上に決まり最後は19点で敗退しました。

志田/松山ペアは1回戦でBIPROGYの中西/岩永ペアと対戦。1ゲーム目スタートから点数の取り合いで12-12まで競り合います。ここで志田/松山のミスが重なり5連続得点を許し1ゲーム目を奪われます。2ゲーム目も志田/松山はリズムに乗れずに6-11と点数もリードされ折り返します。点数を取ろうと無理に攻めますがミスに繋がり最後は16点で敗退しました。

廣上/加藤ペアは1回戦でマレーシアのPearly Tan/Thinaah Muralitharanペアと対戦。攻撃が持ち味のマレーシアペアに対し1ゲーム目は14-14と競り合うも17点で1ゲーム目を奪われます。2ゲーム目はPearly Tan選手のミスも重なり、廣上/加藤ペアも相手の攻撃をしのぎ切り15点で2ゲーム目を奪い返します。3ゲーム目のスタートで相手はスピードを上げて攻撃を仕掛けるのに対し受け身になり0-4リードとされます。点数をリードして相手にプレッシャーをかけたい廣上/加藤ですが8-9と追い上げを見せますがリードまではできず最後は15点で敗退しました。今回は世界ランカーに勝てるチャンスが目の前までくる戦いでいい試合でした。

応援ありがとうございました。

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